~英語へのわたしの想い~

 

<英語はステキな時間を運んで来てくれる>

 

私は英語ができる生徒ではありませんでした。高校生の時は、まっすぐに生きていると思いながらも、授業に集中できなかったり、体を壊したりと、青春の悩みの中にあって、果たしてどの方向へ進んだらいいか分かりませんでした。

 

しかしながら、「英語は自分の人生を変えてくれるものではないか?」と、なぜだか信じていました。

「海外の大学へ行き、海外で生活したい。」

何も分からない私は、自分のレベルも分からず、夢だけは大きく描いていました。

 

そんな夢を持ち、高校を卒業して、ニューヨークに3ヶ月行きました。

ニューヨークでの英語の勉強は、想像していたのとは大違いでした。教室は、わたしにとってあまり居心地が良くなく、時にはバカにされるようなこともあり、英語の勉強どころではありませんでした。結果、日本人と遊んでしまい、「自分は何をやっているんだ。」と悔やみました。

 

その後「これではダメだ。」と思い、仕切り直して、ニュージーランドへ行きました。

今度は、失敗は許されないと、勉強を毎日10~12 時間以上しました。お弁当を二つ持ち、死にものぐるいで勉強に取り組みました。

8ヶ月が経った時、ある程度話せるようになり、「寝言も英語で言っているよ。」と、ホームステイ・マザーに言われました。

しかしながら、「海外の大学へ行きたい。」、「海外で働きたい。」という自分の夢にはほど遠いレベルでした。試験には何度も落ちるし、英語のレベルは一向に上がりませんでした。

 

「どうやって勉強したら、英語が伸びるのだろう?」

 

現地の欧米人の先生に聞いてみたら、「本をもっと読んだらいいよ。」とか、「ニュースを聞いたほうがいいよ。」とアドバイスをいただき、すべてをやってみましたが、全く伸びませんでした。

「何故だろう?」

気持ちはますます焦るばかりでした。

 

そんな時、ある留学生との運命的な出会いがありました。

その人は海外経験がないにもかかわらず、ニュージーランドへ来た時から、英語がペラペラ。その上大学院の試験も楽々とパスしました。

 

その人にすがるような思いで聞いてみると、貴重なアドバイスを沢山くれました。

 

その中の大切なポイントは2つありました。

 

単語:1500-3000語を覚える。単語を覚えることを趣味とする。

文法:中1~中3までの総復習する。

 

つまり、「基礎からやり直しなさい!」と言うことでした。

ちょうどその頃、学校のスピーチ・コンテストでわたしは1位をとったり、上級クラスまで行っていたので、「なんで中学校からやり直すの?」とびっくりしたのですが、その人の言葉を信じて、中学校の英文法をやり直すために、ニュージーランドの勉強を全て一時ストップして、日本に帰りました。身内に大学受験生がいたので、参考書を借りて中1~中3までの英文法を1ヶ月で全てやり直しました。

 

すると、今まであやふやだったことが、すべて霧が晴れたようにクリアになりました。

自分にとって「分かっている」と思っていたが、実は文法が穴だらけだったことが分かりました。

「なるほど、これが英語の伸びなかった原因だったのか。」

穴が空いていては話せるはずがありませんし、上達するはずがありません。

 

その後、ニュージーランドに再びもどり試験を受けると、現地の大学の試験も受かり、日本の大学の試験もなんなく受かりました。

 

大学に入学という目標に到達してうれしかったのですが、自分の中で疑問も生まれてきました。

「全くできなかったわたしが、かなり遠回りして、20代前半をほとんど英語に時間を費やし、お金を沢山使ってしまったこの経験に、どんな意味があるのだろうか?」

何度も自分に問いかけました。

 

そして最後に、「それら多くの失敗は、とても素晴らしい経験であり、英語上達の近道を誰よりも知っている。」と思いました。

 

勉強の仕方を知らなかった自分が、机に向かうところから始めて、単語の覚え方、話のパターン、目標の立て方、海外の生活の仕方、そして英語の上達の大切なポイントを、大変だった語学留学を通して学びました。

「本気で向き合った20 代前半は、ムダではなかった。」

「苦しんだ分だけ、人に伝えられるものがある。」

そんな思いに至りました。

 

そのような思いを抱いて、タイ・チェンマイに渡り、英語に困っている人のお手伝いをしたいと思い立ち、

タイの行政機関の認可を受け財団法人を設立し、英語教室をスタートして

14年になります。(2020年現在)

英語学習熱が高まる中、このグローバルに勉強できる現在こそ、英語の勉強の方針をしっかり持つことが大切です。

 

『勉強の仕方の勉強』

 

英語の勉強の仕方をしっかりと理解した上で、どのように進むのかが大切です。

 

『英語の基礎を学ぶ留学』

 

おとなの基礎英語(留学編)

 

それをコンセプトに、現在TES英会話教室を運営しております。

英語を通して、多くの方々にお会いできました。沢山の素敵な出会いがありました。

英語は私の生き方にも、生徒さんの人生にも、本当に素敵な時間を運んで来てくれました。

時には英語の勉強がつらいこともあります。しかし、そのつらさを乗り越えた後には、

もっと大きな喜びが待ってます。

 

英語は人生で一回、本気で勉強する価値があります。

 

チェンマイでお待ちしております。

                       

                                TES.English 

代表 新海 拓(にいのみ たく)

 

 

 

『TES英会話教室とは』

 

小学生~80歳の方まで勉強しています。

 

多くの方が英語の基礎学習にとりくみ成果を出しております。

 

70代の方も英検を取り、現在英検100 パーセントの合格率です。ライティングもほぼ満点が続出しています。

 

中学程度の文法をしっかりと身に着け、町の中でどんどん話しかけて、イキイキと生活しておられます。

 

TESおとなの基礎英語(留学編)を終えて、Net学習、フィリピン留学、ワーキングホリデー、ロングステイ、世界一周旅行、外資系企業への就職、外国人パートナーとの出会いなど、新しい世界にチャレンジされています。